マッスルセラピー院三条 の日記
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腕の痛み(抱っこやPCのしすぎ)
2017.04.20
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今日は曇っている三条市です。まだ気温があがりません。 腕の前腕部(肘から下)の痛みです。 特に抱っこやパソコンの作業が多い方にある症状です。 テニス肘や腱鞘炎と重なる筋肉もありますが、肘の一番外側の盛り上がった筋肉、腕橈骨筋(わんとうこつきん)について話します。 この腕橈骨筋は、肘を一定の角度で長時間固定していたり、物を持つとき手の親指を上にして持つ動作(抱っこなど)で痛みやすいです。 特に、体をまっすぐに起こす起立筋という筋肉が固まってくると、 姿勢が悪くなります。そのときパソコンをしていると腕にかなりの力が 入ってしまいます。 また抱っこの場合、肘の角度を固定して持ち上げればいいのですが、 腕の力だけで持ち上げると、肘を曲げるように持ち上げるため 腕が痛くなります。このとき腕橈骨筋は徐々に痛み始めます。 もしくは疲れたような感覚が強い場合もあります。 このような症状の患者さんは前腕部の筋肉を押そうとすると 固い大きな塊まりを感じます。 腕が疲れて固まっていると、首や背中は更に固まっています。 そして腕の緊張が強いと神経の緊張も緩みにくくなり、 寝ても疲れが取れにくい体になります。 腕に痛みが出るときは必ず首や背中の筋肉に問題があり かなり慢性化が進んでいる事が多いです。 定期的に首や背中の筋肉を緩める事が腕の痛み予防の第一歩に つながります。